芋煮杯オフレポ

皆様、お疲れ様です。
しろ(@siro_eikan)です。

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こちらは先日開催された敬愛するリホウさん主催のポケモン対戦オフ、
「芋煮杯オフ」のレポートになります。
普段はオフレポを書くことはないのですが、さすがにあまりにも楽しかったので重い腰を上げ筆をとりました(慣れていないため文章がおかしいところがあるかもしれません)。
それでは、ゆっくり読んでいってください。

 

 

1. 前日(2/10(土))

さすがに東京から山形まで当日移動するわけにもいかず、前乗りすることに。
自宅を昼過ぎに出発し、新幹線に乗車、15時過ぎ頃山形駅に到着しました。
途中車窓から雪がとても積もっているのを見ていたため山形市内の状態を心配していましたが、全く積もっておらず杞憂に終わりました。
なんならこの前の東京の方が積もっていたのでは?

 

山形駅に到着後、まずはホテルに向かい荷物を下ろすことに。
1月ごろ市内のホテルを予約しようとしたところ、駅近は全部予約が埋まっていました。完全に山形をなめていた代償。
駅から少し離れた七日町というところのホテルをなんとか確保できていたので、タクシーで向かいました。
今回の遠征で山形市内の移動はタクシーに頼りきりでした。サンキュータクシーアプリ。

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あまり広い部屋ではなかったですが、雪国だから?保温がしっかりしており暖房をつけなくても暖かったです。

 

ホテルに荷物を置いて山形駅に戻り、先に来ていた仲良くさせていただいている名古屋勢兼バケモノその①②、やっすんさん、オクトさんと合流。
※なぜかバケモノ界隈に新加入したと言われていますが、彼らはあくまで良き友人であり別種族であるということをご留意ください。
多少時間をつぶす必要があったため、山形城を見に行くことに。
道中次の日使う構築どうするか等話しながらぶらぶら歩き、到着したのですが、、、
城?となり一通り中を巡った後駅にとんぼ返りしました。
山形駅内でもう少し時間をつぶした後、バケモノその③、ぼんこふさんと合流。
メインイベントの1つへ向かいました。

 

そう、焼き肉です。
以前、芋煮杯オフ公式2次会への申請をすっかり忘れ、漏れた人たちで米沢牛を食べにいこうとしていましたが、運営様が枠を広げていくれて事なきを得ました。
しかし、お店を調べてしまったので行かないわけにもいかず、呼びかけに集まってくれた3人と行くことに。

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めちゃくちゃ美味しかったです。
ただ、ハンバーグは自家製の方が上でした。敗北を知りたい。
いつか静岡に行って「さわやか」と頂上決戦をしないといけない。
誰か静岡でオフを開いてくれないか?

 

いい感じにおなかを満たしたら再び山形駅へ舞い戻り、バケモノその④⑤、みたらしさん、かわほりさんと合流、6人で近くの居酒屋へ。

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芋煮も出てきて初めて食べました(写真なし)。美味しかったです。

 

たらふく食べ、酒を飲みいい時間になったのでさすがに解散。
雨が降る中なんとかホテルにたどり着き、当日使う構築をなんとかひねり出し就寝。

 

2. 当日(2/11(日))

朝食をとり会場へ。
入口すぐのホワイドボードに剣盾での輝かしい戦績があり、いきなり感慨深くなりました。

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受付を済ませ、リホウ親分にきっちり挨拶し、くじで引いた「山寺」ブロックへ向かうと、、、、まさかのオクトさんと同卓、、、ここでは二人とも抜けられたらいいねなんて言いあっていました、なお。
いつも連れて行っているヒノアラシ・ホゲータ、同じ卓の方々が連れてきていたポケモンたちと記念撮影をしました。みんなかわいかったです。

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その後はバケモノ筆頭のらんのすけさんや昨日ごはんを食べた一味の方々、以前のオフでお話したことのあるユキぽけさんと雑談をして過ごしました。

 

リホウさんらしい開会式の後はいよいよ予選。
1ブロック10人から予選抜けは3位までと、予選抜けのハードルが高く、9戦消化する必要があるため、これまでのオフの中でもトップクラスにタフな戦いになると思っていました。

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使用構築はこちら。
地面の一貫があり霊獣ランドロスが激重の、プレイングと運でどうにかするしかない欠陥構築です。
タケルライコは「猛」と「虎」を冠しているだけの理由で入れました。使い方は全く分かっていません。

 

予選① vs ゆっちさん 負け
こちらの選出:炎オーガポン、ハバタクカミ、イダイトウ♂
お相手の選出:コノヨザル、カイリュー、ドドゲザン
コノヨザル展開には炎オーガポンで剣舞と決めていましたが、相手の命がけで1体1交換。カイリューマルスケを剥がせずカミと対面させてしまい、イダイトウも飛行テラバーストが急所にあたり負け。
耐えていたとしても裏がドドゲザンだったのでどちらにせよ負け。
イダイトウではなくパオジアンなら勝機があったけどコノヨザルにステロを撒かれると腐ってたから出せなかった。

 

予選② vs みたけさん 負け
こちらの選出:パオジアン、ハバタクカミ、イダイトウ♂
お相手の選出:ブリジュラス、カイリュー、炎オーガポン
初手ブリジュラス・パオジアン対面、こちら聖剣・相手メタバ。
相手の残りHP的につららで倒せそうだったのでつららを選択すると相手のカイリュー引きにささり出オチさせられたのはデカかった。
なお、電光石火持ちのオーガポンにカミ・イダイトウが貫かれて負け。
相手の選出はすべて見えていたため、パオジアン・炎オーガポン対面で電光石火をケアしテラスを切り、カミのシャドボ+イダイトウのアクジェ圏内に入れられていれば勝てていた。ここは明確なプレイングミスで反省点。

 

ここまでまさかの開幕2連敗。
オフでいつもやっている集中ルーティンを忘れていることに気づき、ここからやりはじめました。

 

予選③ vs こんちさん 勝ち
こちらの選出:パオジアン、ハバタクカミ、イダイトウ♂
お相手の選出:オオニューラ、カイリュー、霊獣ランドロス
初手オオニューラをサイコファングで出オチさせ、カイリューを相手の電磁波外し・つらら怯みで無償突破し、そのまま勝ち。
運だけでは、、?

 

予選④ vs アメジストさん 勝ち
こちらの選出:炎オーガポン、タケルライコ、イダイトウ♂
お相手の選出:ポリゴンZ、タケルライコ、ハバタクカミ
炎オーガポンはポリゴンZを半分削り、交代して出てきたタケルライコを岩封でSを下げたところで流星群でやられお役御免。
こちらもタケルライコを出し、相手はC2↓・S1↓のため交代読みでテラスを切らず瞑想、相手はブーストでないカミに交代。
瞑想を積んでいるため眼鏡ムンフォでも耐えるため、テラスを切らずに10万ボルトを選択。迅雷と合わせて対面勝てるはずが、Cダウンを引きギリギリ対面負け。
後はイダイトウでタケルライコ対面テラスを切りつつ3体ぶち抜いて勝ち。

 

午前は2勝2敗でギリギリ耐え。
お昼はやっすんさん、らんのすけさん、みたらしさん、オクトさん、かわほりさんと共に山形といえばでラーメンを食べにいきました。

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とても美味しくて午後も頑張ろうと思いました。

 

予選⑤ vs ありげいつさん 勝ち
こちらの選出:パオジアン、タケルライコ、イダイトウ♂
お相手の選出:水ウーラオス、パオジアン、テツノブジン
初手水ウーラオスサイコファングが急所にあたり、まさかの無償突破。
パオジアンミラーで素直に聖剣に相手剣舞で襷でもなかったのでここも無償突破し、そのまま勝ち。剣舞は勝ち筋を追った結果のはず。
この試合も運だけでは、、、???

 

予選⑥ vs 桜狼さん 勝ち
こちらの選出:パオジアン、ハバタクカミ、イダイトウ♂
お相手の選出:炎オーガポン、パオジアン、ハバタクカミ
炎オーガポンはパオジアンで対面突破。
パオジアンはイダイトウでテラスを切り突破。途中絶対零度が飛んできたときは心臓のBPMが130を超えていました。
カミもこらえるでイバンを発動させたイダイトウで貫いて勝ち。

 

予選⑦ vs なるとさん 勝ち
こちらの選出:パオジアン、炎オーガポン、ハバタクカミ
お相手の選出:草オーガポン、ガオガエン、ハバタクカミ
とんぼ返り持ちの草オーガポン・捨て台詞ガオガエンの並びを炎オーガポン・パオジアンで迎え撃ち、炎オーガポンを失いパオジアンがA1↓となるも、両者を突破。
ハバタクカミ・パオジアン対面では身代わりを残されることだけをケアしサイコファングを連打、相手は身代わりでHPが削れていき、カミミラーで上からシャドボで勝ち。

 

予選⑧ vs ぎんさん 負け
こちらの選出:パオジアン、ハバタクカミ、赫月ガチグマ
お相手の選出:ヒードラン、水オーガポン、ブラッキー
ヒードラン・パオジアン対面は火傷をもらいステロを撒かれるも突破。
ブラッキーをパオジアンで可能な限り削り、想定通りガチグマ・ブラッキー対面を作ることに成功。
ガチグマのSが無振りブラッキー+1のため、上から身代わりをはり起点にするはずが、まさかの同速で逆に上から欠伸をくらい、水オーガポンの起点になって負け。
同速の50%に勝ち、上から身代わりができていれば、水オーガポンもアンコールを持っていなかったらしいので勝敗は逆だったが、そこは運だからしゃーなし。

 

ここまで2人が予選突破を確実にし、残る椅子は1つ。

予選⑨ vs オクトさん 勝ち
こちらの選出:パオジアン、ハバタクカミ、イダイトウ♂
お相手の選出:霊獣ランドロスアローラキュウコン、???
運命の1戦
初手霊獣ランドロス・パオジアン対面、素直につららに相手はキュウコン交代。
壁貼りを読み、サイコファングは次のターンでよく、怯みも期待してつららを選択したところ、相手は交代。
霊獣ランドロスが吹き飛んでいった、、、。
この瞬間会場で一番うるさかったはずです。お騒がせしました。
キュウコンはカミで相手し、降参をいただく結果に。

 

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9戦を6勝3敗、3位で予選突破しました。
開幕2連敗の絶望的な状況から魂だけでなんとか抜けられて嬉しかったです。

 

本戦 vs ビアンカさん 負け
こちらの選出:パオジアン、ハバタクカミ、イダイトウ♂
お相手の選出:水ウーラオス、炎オーガポン、ハバタクカミ
初手水ウーラオスはとんぼで炎オーガポンで交代、こちらは素直にサイコファング
この時点で裏に霊獣ランドロスはいないだろうと予想。
炎オーガポンに対し素直につららに相手は水ウーラオス交代、上から殴られてパオはやられてしまうがウーラオスをテラスを切ってもカミのムンフォ圏内に入れるため、不意打ちでお役御免。
カミから出しムンフォに相手は炎オーガポンに交代。
炎オーガポンはここで倒すしかないため、ステラシャドボを選択したがミリ耐えされてカミは返り討ちにされる。試合後のダメ計では80%で突破できていたため、肝心なところでつかみ取れなかった。
残りのイダイトウのアクジェでオーガポンを突破、水ウーラオスも対面で突破。
ラストハバタクカミ・イダイトウ対面、こらえるイバン読みをされないために、もう終わった感を全力で出す番外戦術も駆使したが、お相手丁寧に身代わりを選択していたため、負け。
パオジアン炎オーガポン対面で、カミのシャドボ圏内に入れるためのサイコファングが正解だった。まだプレイングの伸びしろがあるということ。

 

敗北の後は、本戦を勝ち残っていたやっすんさんの応援、いいのまさん・かわほりさんとのフレ戦、まだ出来ていなかったきてふわさんへの挨拶をしつつ過ごし、3位決定戦・決勝戦を観戦しました。
どちらもとても見ごたえのある試合でした。

 

やはりオフはいい。

 

みんなで片付けをし2次会へ。
楽しすぎて写真をとることを完全に忘れていました。
語ると長すぎるので以下ダイジェストです。
・ 相変わらずおいしいごはん
・ どとーるさんと邂逅
・ 某バケモノ筆頭にファンがいることが判明、なお後ほど山形からの出禁を言い渡された模様
・ 「ケチャワチャしやがって」という名言が誕生
・ リホウさんとは言語を超え魂で会話することができるように
等々あっというまの3時間でした。

 

2次会解散後、ここで帰る択はなかったので、やっすんさん、みたらしさん、オクトさん、ぼんこふさん、かわほりさん、ユキぽけさん、きてふわさんと3次会へ。
すぐ近くの居酒屋に入り、今後のポケモンオフ界隈についての激論等、熱い時間を過ごしました。

 

さすがに日を跨いでいたため、ここで解散。
ホテルに帰り、そのまますぐ就寝。
最高の1日でした。

 

3. 翌日(2/12(月))

前日夜遅くまではしゃいでしまったので遅めの起床。
昼過ぎの新幹線で帰る予定だったため、この日はソロプレイの予定でした。
お昼ご飯はみんなが食べていておいしそうだった蕎麦をいただきました。

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酒を飲んだ体に沁みて美味しかったです。天ぷらも絶品でした。
その後は駅でいくつかお土産を買い、新幹線の中は爆睡、無事夕方自宅に着き今回のオフは無事終了しました。

 

総括

・ 山形のごはんは美味しい

・ 友人と共に遠征するの楽しい

・ 芋煮杯オフ、最高のオフ

 

次回も行きます。

3日間でお世話になった方々、オフ運営の皆様、ありがとうございました。

 

以上

好きに理由はいるのか?

皆様、お疲れ様です。
しろ(@siro_eikan)です。

 

どうやらポケモン対戦に興じている人間はバレンタインに性癖を開示する必要があるらしい。
この波に乗らない手はないので、以下紹介です。

好きな理由は短くシンプルに。好きなら好きでいい。

 

1. 霧切響子(ダンガンロンパ

霧切響子/ダンガンロンパ希望の学園と絶望の高校生TheAnimation ...

一番好き

クールでミステリアス×銀髪(ちょい紫)の時点でストライクなのにカップラーメンの妖精なところが好き

ダンガンロンパをやろう、やったら好きになる

 

2. 七咲逢アマガミ

すてっぱー工場長🌻 on X: "HappyBirthday!! #七咲逢生誕祭 #七 ...

同じく一番好き

姉属性を持った年下は最強(これはガチの性癖)

日本男児は古来よりアマガミをプレイして性癖を育てていったはずだが昨今の若者たちはどうしているのだろうか?

 

3. 雪ノ下雪乃やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

「俺ガイル 3期」12話の画像

シンプルにクーデレが好き

あと面がいい

 

4. 紺野純子(ゾンビランドサガ)

シャム郎ᗦ↞◃アニメ好き❁ on X: "ゾンビランドサガの伝説の ...

面がいい、あと歌声のギャップが好き

激昂サバイブを聴こう

 

結局は、黒髪or銀髪のクーデレが好きということか、、、?

 

以上

【SV S2使用構築】雷鳴ドラパニンフ【最終R2002/1185位】

皆様、S2ならびにシリーズ1お疲れ様でした!
しろ(@siro_eikan)です

今回目標であった「最終レート2000」を達成することができたので、記念として構築記事を残そうと思います。巷では「順位とレートが見合ってない」との意見も散見されますが、自分が嬉しいからいいのです。

良ければご一読いただけますと幸いです。

【使用構築】

【コンセプト】

・こだわりの火力を押し付けつつ引くべき所は引き、ダメージレースを制する

【構築経緯】

1. 構築の軸

環境最速でスカーフ持ち以外のほぼ全てを上から攻撃できるドラパルトからスタート。対面操作ができ、火力を底上げすることで襷も貫通できると強いと感じ鉢巻型で採用しました。

次に、友人のサーナイトマスターからフェアリー技の通りがいいとの助言をもらい、特殊フェアリーの高火力を押し付けることができ耐久もそこそこ、そして可愛いニンフィアを眼鏡で採用しました。

こだわり鉢巻とこだわり眼鏡の物理・特殊両高火力で挟み込むこの2体を軸と定めました。

また、ドラパルト・ニンフィアが初手で対面した際、テラスタルやスカーフ等の不確定要素を考慮して居座りを選択しづらい相手のドラパルトやサザンドラ、サーフゴーに対する様子見の引き先として、タイプ受けのできるドドゲザンを採用しました。対面駒としての意味合いもあります。

2. 補完

上記3体はシーズン1から採用しており、残り3体は流動的でした。対戦を重ねていく中で課題と感じたのは以下4点への対策でした。

①トップメタの並び、カイリュー+サーフゴー
②キラフロルやデカヌチャンによるステロ展開
③セグレイブ等物理積みエース
ウルガモス(特に耐久振りフェアリーテラス)

①、②への対策として、鋼テラス身代わりサザンドラを採用しました。カイリュー+サーフゴーにはテラス込みで両方に有利を取れ、キラフロルやデカヌチャンには身代わりから入ることで被害を最小限にとどめることができます。ステロを撒かれることは許容し、むしろステロを撒かれてもディスアドの少ない構築とすることで1ターン分のアドを取ることを目指しました。

③、④への対策として、積み展開を無に帰す天然勢、ヘイラッシャラウドボーンの両方を採用しました。特にヘイラッシャは③の、ラウドボーンは④の対策となります。この2体の型としては、受けるだけでなく攻撃性能にも重きを置きました。

以上で本構築が完成しました。

【個体紹介】

ドラパルト


ラスタル:電気
特性:すりぬけ

性格:陽気
努力値:×-A252-×-×-D4-S252
実数値:H163-A172-B95-×-D96-S213
持ち物:こだわり鉢巻
技構成:ドラゴンアロー / 蜻蛉がえり / テラバースト / ゴーストダイブ

<調整>

ASぶっぱ、1舞準速カイリューを抜くため最速

<Comment>

どこからもフェアリーテラスが切られる可能性のある環境であったため動きにくさがあるように見えますが、それは初手出しした場合の話であり、相手のフェアリー枠を落としたり、相手にフェアリー以外のテラスを切らせた後はドラゴン技の通りがむしろ良くなりスイーパーとして活躍してくれました。
技構成として、メインウェポンとしてドラゴンアロー、対面操作技として蜻蛉返り、後述の理由によりテラバースト、ほとんど使用機会はありませんでしたがゴーストダイブを採用しました。不意打ちを採用していた時期もありましたが使用機会が1回もなかったです。
テラスタイプは環境初期から構築全体として重いマリルリを消し炭にするための「電気」としました。意気揚々と初手出しされたマリルリを鉢巻電気テラバで葬ったり、後出しされるアーマーガアやヘイラッシャにも刺さることも多かったです。また、S1終盤から増えた飛行テラスカイリューにも弱点をつける点も狙いの外ではありましたが強かったです。
主に役割対象であるマリルリや、キノガッサ・パーモット・ゲンガー等襷持ちのいる相手に対して選出しました。
選出率5位

ニンフィア


ラスタル:炎
特性:フェアリースキン

性格:控えめ
努力値:H164-×-B84-C180-D4-S76
実数値:H191-×-B96-C168-D151-S90
持ち物:こだわり眼鏡
技構成:ハイパーボイス / テラバースト/ サイコショック /破壊光線  

<調整>

HB:こだわり鉢巻A182ガブリアス地震確定耐え
S:60属付近は大体抜けるように
C:出来るだけ高く

<Comment>

歌姫その1
フェアリースキン+眼鏡による高火力フェアリー技により、常にダメージレースを有利に進めさせてくれました。特殊耐久はもちろんのことB方面に多少振ることで物理耐久もある程度あり、Sが上の相手に対しても耐えて大ダメージを与えることができます。
個人的に偉いと思っている点は、ほぼ全ての型のカイリューに対して解答となり得ることです。相手のカイリューがテラスを切ったとしてもマルスケ込みでハイパーボイス2発で大体倒すことができるため、羽休めで詰ませられることはありません。竜舞後の攻撃も飛行テラバを除き耐えるため、高確率で殴り勝つことができます。鉢巻カイリューの場合も飛行テラバを除き1発耐えることができ、逆鱗は選択されず神速・地震についてはドラパルトやサザンドラ後投げで透かしてから試合のテンポを握ることができます。いずれのカイリューに対してもハイパーボイス選択が安定する点は評価に値するでしょう。
技構成として、メインウェポンとしてハイパーボイステラバースト、ドオー引き等に刺すためのサイコショック、余った1枠に最高火力となる破壊光線を採用しました。ラス1対面ハイパーボイスでは落とせない相手を吹き飛ばすこともあったため破壊光線の採用は正解でした。
テラスタイプは鋼との相性を逆転できる「炎」としました。テラバーストに関して、ニンフィア独自の強みがひとつあります。特性フェアリースキンにより、テラスタルを切る前はノーマル技のテラバーストをフェアリータイプ技として放つことができます。そして、テラスタルを切ることで、こだわっていたとしても異なるタイプ技としてテラバーストを放つことができます。この仕様により、フェアリー技読みで交代してきた鋼タイプを交代することなく次ターンに炎タイプ技で倒す動きができ、多くのeasy winを獲ることができました。
フェアリー技の通りのよさから相手に鋼枠が3体以上いる場合等を除き殆どの試合に選出し、期待どおり活躍してくれました。
選出率1位

サザンドラ


ラスタル:鋼
特性:浮遊

性格:控えめ
努力値:×-×-×-C252-D4-S252
実数値:H167-×-B110-C194-D111-S150
持ち物:オボンの実
技構成: 悪の波動/ ラスターカノン / 挑発/ 身代わり

<調整>

CSぶっぱ、火力重視で最速サーフゴーをちょうど抜けるため準速

<Comment>

控えめC特化とオボンの実による回復で火力と耐久をいいバランスで共存させることができました。
技構成として、タイプ一致の悪の波動、鋼テラス時に2つ目のタイプ一致技となるラスターカノン、展開阻害や様子見等柔軟に使うことのできる挑発身代わりを採用しました。
テラスタイプはカイリューガブリアス、セグレイブ等物理ドラゴンたちに強くなり、キラフロルやドオーをシャットアウトできる「鋼」としました。
相手にカイリュー+サーフゴーやデカヌチャン、キラフロル、キョジオーン、ラウドボーンがいたり、受け構築に選出しました。それぞれに対するサザンドラの強みは以下のとおりです。
・対カイリュー:鋼テラスをきることで相手の技を半減以下にでき、上から挑発をうつことで竜舞羽休めを阻害できる
・対デカヌチャン:初手身代わりにより電磁波をシャットアウト、はたき落とすでは身代わりが破れない
・対キラフロル:鋼テラスを切ることでマジカルシャインも半減にでき、特殊技のため毒菱も撒かせない
・対キョジオーン:身代わりをしおづけが破れないため一方的に攻撃でき、挑発で自己再生も阻害可能
・対ラウドボーン:身代わりから入ることで相手がテラスタルを切るかを様子見しつつ、次ターンに悪技か鋼技かを選択可能
選出率2位

ドドゲザン


ラスタル:悪
特性:総大将

性格:意地っ張り
努力値:H124-A212-B4-×-D4-S164
実数値:H191-A200-B141-×-D106-S91
持ち物:とつげきチョッキ
技構成:ドゲザン / アイアンヘッド / 不意打ち / けたぐり

<調整>

S:60属付近は大体抜けるように

<Comment>

優秀な種族値+チョッキ+悪鋼による防御性能、高いA+総大将+不意打ちによる攻撃性能を併せ持ち、序盤中盤終盤のどこでも活躍してくれました。数値によりガブの地震やセグレイブのテラス地震も素で耐えることができます。
技構成はタイプ一致のドゲザンアイアンヘッド、強みである不意打ち、残り1枠にドドゲザンミラーや鋼テラスサザンドラ含めてノーマル・悪・鋼への打点となるけたぐりを採用しました。
テラスタイプは火力向上+鋼の格闘・地面弱点をなくす「悪」としました。
相手にドラパルトやサザンドラ、サーフゴー、ドドゲザン等タイプ一致技を半減できる相手が多い場合優先的に選出し、こちらのドラパルトやニンフィアからの引き先として裏から出していました。
選出率3位

ラウドボーン


ラスタル:フェアリー
特性:天然

性格:図太い
努力値:H252-×-B100-C4-D68-S84
実数値:H211-×-B146-C131-D104-S97
持ち物:空振り保険
技構成: フレアソング/ 祟り目/ うたう/ なまける

<調整>

HD:控えめC203サーフゴーのシャドーボール確定耐え
S:2段階上昇時(からぶり保険発動時)最速マスカーニャ抜き

<Comment>

歌姫その2
元々は耐久振りフェアリーテラス蝶舞ウルガモスや、オニゴーリ等クソ害悪共を役割対象としていましたが、それ以外のあらゆる構築にも出せるように禁断のうたう+空振り保険型としました。
技構成はフレアソングうたうに加え、回復技のなまける、相手を眠らせた後高火力を出せる祟り目を採用しました。テラスタイプは元タイプの弱点を消しつつ対応範囲を広げるため「フェアリー」としました。
相手にウルガモスがいた際に優先的選出しましたが、どうしてもあと1枠明確に選出が決まらないときも最後の砦としてほげほげ歌ってもらいました。型が型なのであまり頼りたくなく、選出はできるだけ控えるようにしていましたが、出した試合はほぼ戦局をひっくり返してくれました。
選出率6位

ヘイラッシャ


ラスタル:地面
特性:天然

性格:意地っ張り
努力値:H124-A236-B140-×-D4-S4
実数値:H241-A165-B153-×-D86-S56
持ち物:食べ残し
技構成:ウェーブタックル / 地震 / 雪雪崩 / 欠伸

<調整>

HB:こだわり鉢巻A182ガブリアスの逆鱗を食べ残し込みで確定3発

<Comment>

高いB方面の耐久に加えてAにほぼ振り切り火力も高めることで、あらゆる物理アタッカーを打破してくれました。
技構成はタイプ一致のウェーブタックルにサブとして地震雪雪崩、余った1枠に入れ得で食べ残しとも相性のよい欠伸を採用しました。
テラスタイプはこの構築に一貫がありヘイラッシャから崩す目論みで対面を作られやすい電気タイプを逆に無償突破するための「地面」としました。これにより水ロトムを除き電気タイプに怯えることなく選出が可能でした。ただし、テラスを切ることで元々の役割対象であるセグレイブやイルカマンに逆に弱くなってしまうため、テラスを切るかどうか相手の構築・選出から慎重に見極める必要がありました。
選出率4位

【結果】

最終レート:2002
最終順位:1185位


【感想】

改めて、S2およびシリーズ1お疲れ様でした。

剣盾からポケモン対戦を始め、ダイマックスにより相手を3タテする戦法をよくとっていたこともあり、 ダイマックスを失ったSVでの対戦は苦しいスタートとなりました。実際にS1では8000位〜15000位をうろうろしていました。
そのような状態から、S1から毎試合記録していた試合メモを見返し構築・立ち回りを少しづつ改善していった結果、S2では最終3桁手前(実際に最終戦1035位から勝てていれば達成…?)まで順位を上げることができ頑張りは無駄ではなかったとわかってよかったです。また、インフレの中でのオマケではありますが、目標としてきた最終レート2000も達成でき嬉しいです。

また環境が変わり、一から練り直しとはなりますが、次は最終3桁以内かつレート2000を目標に頑張っていこうと思います。

ここまで稚拙で冗長な文章を読んでいただきありがとうございました。
感想や質問等はTwitterのDM等で受け付けておりますのでよろしくお願いします。

それでは、これからも良いポケモンライフを!

※おまけ

ポケモン対戦のセンスあると思ってないから、こういうので少しでもカバーしないといけない。

■対戦記録(最終日付近抜粋)

■シリーズ1の雑メモ書き散らし















【S33使用構築】反逆のギラティナザシアン ~ Rebellious Shadow Dive ~ 【最終824位 R1814】

皆様、S33ならびに禁止伝説2体環境お疲れさまでした!
しろ(@siro_eikan)です

今回目標であった「ギラティナとともに最終3桁」を達成することができたので、構築記事として残そうと思います。

とても長くなってしまいましたが、良ければご一読いただければ幸いです。

【コンセプト】

・ ギラティナ・ザシアンを軸に据えた対面展開
・ 最低限のサイクル・タイプ受け要素
・ ラッキーとメタモンを使わない

【構築経緯】

7か月の禁止伝説2体環境を全力で楽しむため、相棒とする伝説ポケモンギラティナに決めました。

理由は「好きだから」と「強さを信じた」からです。

ギラティナといえば、よくあるTier表でも忘れ去られることが多い(ネタ枠としてザマゼンタさえ表にいるのに)ほど影の薄い禁止伝説ポケモンです。
それゆえ伝説最弱とも揶揄されるイメージですがそれは大きな間違いで、ギラティナ(オリジン)は「ダイマックスによる数値以上の火力」・「圧倒的な耐久力」両方を併せ持つ禁止伝説に恥じない能力のポケモンです。
詳細は下記単体考察に後述しますが、例えば黒バドレックス・カイオーガに対して有利であるため、下記のザシアンと組み合わせることで「ザシアン+黒バドレックス」・「ザシアン+カイオーガ」に対しても有利と言えます。

ギラティナの相棒とする禁止伝説枠としてザシアンを採用しました。
ギラティナダイマックスエースとして活かすためにはもう1体の禁止伝説枠はダイマックスなしでも強い必要があります
候補としては、ザシアン or  黒バドレックス or スカーフカイオーガがありましたが、
ギラティナの天敵であるイベルタル・ゼルネアス両方に強く、タイプ相性もよいザシアンが最適と判断しました。
ギラティナ+ザシアンにより全タイプ中16タイプを半減以下とすることができる
ただし、どちらも「持ち物固定」・「回復技を持たない」ため、この2体でサイクルを回すことはできず、最低限の技透かしのみを期待し対面的に動かす方が強いと考えました。

ギラティナザシアンによる対面構築にはザシアン+黒バドレックスに強い襷枠が必要と考え、襷を持つことでどちらにも強く出ることができるエースバーンを採用しました。

このギラティナ+ザシアン+エースバーンを対面構築としての基本選出としました。

ギラティナとともに戦うにあたり、一番の天敵であるイベルタルへの対抗策を用意することは必須です。
対抗策として「対面からエースで打ち勝つ」または「受けきる」の2択がありますが、対面構築であることからも前者として命の珠を持ったサンダーを採用しました。

ここまででは対面的な動きしかできず、特に初手出し負けた場合やザシアンが相手のメタモンにコピーされた場合対応しきれません。
そこで、メタモンによるコピーザシアンに加え、ザシアンに有利な禁止伝説である日食ネクロズマ・ホウオウ対策としてHBヒートロトムを採用しました。

また、カイオーガに対してギラティナでしか対応できず、ザシアン+カイオーガに対する対策が薄いと言わざるを得ません。
そこで、初手にザシアンと相手のカイオーガが対面したときの引き先となり、ザシアン・カイオーガの両方に有利な貯水ガマゲロゲを採用しました。

以上で本構築が完成しました。

ギラティナ単体考察】

ここでギラティナについて改めて紹介します。

ギラティナの強み・弱み

まず、ギラティナの強み・弱みは以下の通りです。
<強み>
・ A120とはっきんだまによる十分な火力
・ H150とBD100による高耐久
・ ゴースト技とドラゴン技によるダイマックス時の対面打ち合い性能
・ 優秀な先制技「影うち」の存在
・ メタモンにコピーされても怖くない
・ 相手が舐めてかかってくること
<弱み>
・ 状態異常への耐性がない
・ S90の現環境では足りない速さ+Sを上げる手段がダイジェットのみ

確かにダイマックスのないギラティナは、積み技・回復技もなく持ち物は固定で高耐久ではあるが火力も禁止伝説としてはいまいちなポケモンです。
しかし、そこにダイマックスが加わることで圧倒的な打ち合い性能を持つ、禁止伝説の名に恥じない強さのポケモンへと生まれ変わります。
特に、ダイホロウによるBダウン・ダイドラグーンによるAダウンがダイマックス時のギラティナの火力・耐久を見かけの数字以上に底上げします。
そこに優秀な先制技である「影うち」が加わることでリーチをさらに伸ばすことができます
(状態異常への弱さはそのままですが、、、)
ダイマックスを加味することで、ギラティナが明確に不利をとるポケモンは、
・ イベルタル
・ ゼルネアス
・ ディアルガ
・ 襷悪ウーラオス
・ プクリン
このあたりのみで、大体の禁止伝説・ほぼすべての一般ポケモンギラティナは勝つことができます。

<対一般ポケモン例>
・ vsサンダー
サンダーのC特化珠ダイジェット⇒ダイマックスH振りギラティナ乱数4発
ギラティナのA特化ダイホロウ⇒Bダウン込みでダイマックスサンダー確定2発

・ vs霊獣ランドロス
ランドロスのA特化珠ダイジェット⇒ダイマックスH振りギラティナ乱数4発
ギラティナのA特化ダイホロウ⇒Bダウン込みでダイマックスランドロス確定2発

上記はあくまで一例です。ダメージ計算を重ねれば重ねるほどギラティナの強さに気づくことができると思います。

このように火力・耐久ともに高水準のギラティナですが、メタモンにコピーされても強くないところも評価すべき点です。
メタモンギラティナをコピーしたところで、H実数値は155とH振りギラティナの6割程度しかなく、はっきんだまを持たないことで火力もそこそこのポケモンしか誕生しないため、対処は容易です。

個人的にギラティナの特徴的な強みとしては(ある意味弱みとも言えますが)、「相手が『ギラティナだから』という理由で舐めてかかってくる」こともあると思っています。
これはギラティナの想像以上の強さが周知されていないことが理由です。
例えばこちらに黒バドレックスがいた場合、相手は対策枠(ラッキー・ポリゴン2等)を選出しますが、同じゴーストタイプでもギラティナには選出してこないことが体感多く、ゴースト技・ドラゴン技の一貫ができている等、ギラティナが相手の選出に刺さることが多々ありました。

※アナザーギラティナの評価

アナザーギラティナはオリジンギラティナの火力を下げ耐久力をさらに上げたフォルムです。特性も浮遊からプレッシャーとなります。
また、持ち物がはっきんだまでなくなることでオリジンギラティナと比べた火力はかなり低くなります。
そのため、アタッカー運用は難しく耐久力を生かし電磁波・鬼火等を撒くサポート型の運用が基本となるかと思いますが、正直強いとは思えません。
その数値ゆえに調整次第で多くの攻撃を耐え仕事はできるかと思いますが、それを「禁止伝説」ポケモンが行うのは非常にもったいなく感じます。
それこそ、「ドラパルトの下位互換」と呼ばれても仕方ありません。
個人的にギラティナはオリジンフォルムでのアタッカー運用一択だと思います。

他禁止伝説ポケモンとの相性

次に、同じ禁止伝説ポケモンに対するギラティナの相性を紹介します。

※基本的に両方ダイマックスを使用した場合を想定

<S:完全に有利>

● vsルギア
・マルチスケイルを加味してもダイホロウ連打でBを下げつつ突破可能。
・ダイホロウにより弱点保険が発動したとしても打ち勝つことができる。
(参考)
ギラティナのA特化ダイホロウ⇒ダイマックスH振りB1↓ルギア(マルスケ無効)83.5%~99.0%
ダイマックスC特化2↑ダイジェット⇒ダイマックスH振りギラティナ 37.6%~44.5%の確定3発

● vsホウオウ

ダイホロウ連打でBを下げつつH無振りなら2発で、HB特化であったとしても3発で突破可能
・ホウオウからギラティナへの打点はダイジェットのみだが、A特化珠であったとしても確定3発。
※むしろダイマックスではなく聖なる炎による火傷の方が厄介
(参考)
ギラティナのA特化ダイホロウ⇒ダイマックスH無振りホウオウ45.0%~53.3%
ギラティナのA特化ダイホロウ⇒ダイマックスHB特化ホウオウ26.9%~31.9%

● vsグラードン

ダイホロウ連打でBを下げつつH振りでも3発で突破可能
・浮遊とタイプ相性により、基本的にグラードンからギラティナへの打点はダイロックのみ。
(参考)
ギラティナのA特化ダイホロウ⇒ダイマックスH振りグラードン27.0%~32.1%
グラードンのA特化ダイロック⇒ダイマックスH振りギラティナ18.8%~22.1%の乱数5発

● vs月食ネクロズマ
月食ネクロズマからギラティナへのダイホロウは確定で耐えるが、ギラティナから月食ネクロズマへのダイホロウは確定1発、さらにSもギラティナの方が速いため一方的に有利。
(参考)
ギラティナのA特化ダイホロウ⇒ダイマックスH振り月食ネクロズマ102.2%~121.3%
月食ネクロズマのC特化珠ダイホロウ⇒ダイマックスH振りギラティナ72.2%~85.3%

<A:基本的に有利>

● vsミュウツー
・H無振りミュウツーに対し、ダイホロウ+珠ダメ+霰ダメでほぼ倒すことができる
・C特化珠ダイアイスが乱数2発のため、1ターン目に倒しきれなかった場合上から2回攻撃されることで落とされるが、ダイホロウ⇒ダイウォールにより霰ダメ2回目でH無振りミュウツーを確定で倒すことができる。
(参考)
ギラティナのA特化ダイホロウ⇒ダイマックス無振りミュウツー90.0%~106.6%

● vsカイオーガ
ダイホロウ連打でBを下げつつH振りでもほぼ2発で突破可能
カイオーガからギラティナへの打点はダイアイスのみで、C特化珠でない限りは確定3発のため対面で勝つことができる。
(参考)
カイオーガのC特化ダイアイス⇒ダイマックスH振りギラティナ35.5%~42.2%
カイオーガのC特化珠ダイアイス⇒ダイマックスH振りギラティナ46.2%~55.0%

● vsルナアーラ
・C特化ルナアーラからギラティナへのダイホロウは確定3発だが、メテオビームでC1↑の場合確定2発。
ギラティナからルナアーラへのダイホロウはファントムガードにより確定2発で、Sはルナアーラの方が速いためルナアーラがC1↑の場合打ち負けてしまう。
ダイウォール⇒ダイホロウ⇒ダイウォール⇒影うちで確実に勝つことができる。

● vs日食ネクロズマ
ダイスチルによるBアップをダイホロウで打ち消すことができる。
・弱点保険発動後のダイスチルを確定2発で耐えるので、上から攻撃し続けることで基本的に打ち勝つことができる。
(参考)
日食ネクロズマのA特化2↑ダイスチル⇒ダイマックスH振りギラティナ57.9%~68.4%

● vsザシアン
・巨獣斬が確定2発のため、上から2発で倒されてしまう。
・H振りザシアンに対して、ダイホロウ+B1↓時影うちの最低ダメージが191~226
ダイウォール⇒ダイホロウ⇒ダイウォール⇒影うちにより、よほど運が悪くない限りは倒すことができる。

● vs黒バドレックス
ギラティナからのダイホロウで黒バドレックスがどのような型でも確定1発。
ギラティナがH振りの場合、臆病黒バドレックスのC1↑ダイホロウを確定耐え
・襷を加味しても、ダイウォール⇒ダイホロウ⇒ダイウォール⇒影うちで倒すことができる。
(参考)
臆病C217黒バドレックスのダイホロウ⇒ダイマックスH振りギラティナ56.0%~65.7%
臆病C217C1↑黒バドレックスのダイホロウ⇒ダイマックスH振りギラティナ82.8%~98.0%

● vsムゲンダイナ
・眼鏡またはメテオビームによりC1↑である場合を除き、H振りギラティナダイマックス砲を確定耐え
・ダイドラグーンでHB特化以外のムゲンダイナを確定1発

<B:微有利>

● vsギラティナ
・相手とこちらの育て方次第で、Sが速い方が勝つ。
・基本的にミラーは起こりえないので考慮不要。

● vsジガルデ
・竜舞珠持ちのダイドラグーン以外はギラティナに打点がなく、蜷局型の場合はダイアースが無効のため、基本的にギラティナ側が有利。
ギラティナからのダイドラグーンが非ダイマジガルデに対して、HB特化でようやく乱数1発のため、だいたい倒すことができる。
・ただし、竜舞を積まれた後や上から蛇にらみで麻痺を入れられた後の運しだいでは負けてしまうため一概に有利とは言えない。

● vs白バドレックス
ギラティナのA特化ダイホロウがH振り白バドレックスに対して非ダイマ時に確定1発のため、ダイマックス時でも2発で倒すことができる。
・白バドレックスのA特化ダイアイスがギラティナに確定2発(56.0%~65.8%)のため、ダイホロウによる弱点保険起動でA2↑とされると確定1発で落とされてしまう。
・そのため、ダイドラグーン⇒ダイドラグーン⇒ダイホロウで相手のAを下げつつ、打ち合いで突破することが最も安全。
※トリル下の場合は、ダイウォール⇒ダイドラグーン⇒ダイウォールで相手のダイマックスをしのぐことを優先するべき

<C:微不利>

● vsレックウザ
・ともにダイドラグーンが確定2発(ギラティナはA1↓状態である想定)のため、S振り育成されるであろうレックウザが対面有利。
・ただし、相手が裏を読んでダイジェットから入ってくる可能性もあるので、以外と勝つこともある。
・竜舞を積まれた後はなす術なく負けてしまう。

● vsB/Wキュレム
・(特にWキュレムはドラゴン技を採用するケースが少ないので、)ダイアイスとダイドラグーンの打ち合いになり、(特にS振り育成されるケースの多いBキュレムに対して)対面有利とは言えない。
・相手がS無振り育成であった場合は、勝つことができるが低確率。
※WキュレムのC特化珠フリーズドライ、BキュレムのA特化珠つららばり(2発目まで)をH振りギラティナが確定で耐えるので、むしろ非ダイマ時の方が有利と言える?
(参考)
WキュレムのC特化珠フリーズドライ⇒H振りギラティナ82.1~97.2%
ギラティナのA特化逆鱗⇒H振りBキュレム109.4%~130.1%

● vsソルガレオ
・特性メタルプロテクトによりダイホロウのBダウンが入らないため、ダイスチルでBが上がり続ける相手を対面突破するのは難しい。
・ダイホロウにより弱点保険が起動した状態のA2↑ダイスチルがギラティナに乱数2発(2.4%)のため、ダイウォールを挟み相手のダイマックスをしのぎつつ少しでも削ることを優先するべき。

● vsザマゼンタ
ダイホロウ連打でBを下げつつHB特化でも3発で突破可能。
・A振り巨獣弾がギラティナに確定4発のため対面勝つことは可能。
・ただし、ザマゼンタにダイマックスを使うこと自体が試合全体からみるとディスアドでしかないので、非ダイマ時のゴースト技で削ることを優先した方がよい。

<D:不利>

● vsパルキア

● vsゼクロム

● vsレシラム
・どのドラゴン伝説についても、上からダイドラグーンを打たれているだけで対面負けてしまう。
パルキアとレシラムについてはこちらのダイドラグーンによりAを下げても基本的に意味をなさないのでより不利。
ゼクロムはダイジェットから入ってくることもあるのでダイドラグーン特攻がはまることもある。
・「ダイマックスターンを消費させる」ことを目的とするならば、ダイウォール⇒ダイドラグーン⇒ダイウォールが正解。

<E:無理>

● vsディアルガ
・相手からはドラゴン技が抜群なのに対し、こちらから確定2発とる手段がないため対面不利。
・ダイドラグーンによるAダウンでダイホロウによるBダウンを帳消しされるので、ダイウォール⇒ダイドラグーン⇒ダイウォール⇒ドラゴン技orゴースト技で落とすことができず、ダイウォールを挟んで最低限ダイマックスを枯らすことしかできない。
※C特化珠ディアルガのどんな攻撃もH振りのみでダイマックス時に1発耐えることは可能
(参考)
ディアルガのC特化珠ダイドラグーン(時の咆哮媒体で威力150)⇒ダイマックスH振りギラティナ79.3%~94.1%

● vsイベルタル
・天敵その1
イベルタルのダイアークでダイマ時確定2発をとられつつ、こちらのダイドラグーンはH無振りでもダイマ時確定3発のため打ち負け、相手にダイジェットを積ませる隙さえ見せてしまう。
イベルタルのどんな攻撃もH振りのみでダイマックス時に1発耐えることは可能
(参考)
特化珠イベルタルのダイアーク(ダークオーラ込み)⇒ダイマックスH振りギラティナ82.4%~97.6%

● vsゼルネアス
・天敵その2
・C特化ムーンフォースダイマックスギラティナが乱数2発(41.1%)、ジオコントロールによりC2↑状態の場合は乱数1発(43.8%)のため、ダイマックス無しでも1発で落とされてしまう可能性がある。
・ダイフェアリーがH振りギラティナに確定2発(C2↑ダイフェアリーを耐えることは不可能)のため上から制圧される。
・唯一勝機があるとすれば、ジオコントロールを積むターンにダイホロウで大幅に削りつつ、Bダウンした相手に影うちが通った場合のみ。
(参考)
ギラティナのA特化ダイホロウ+B1↓での影うち⇒無振り(H201)ゼルネアス110.9%~
ギラティナのA特化ダイホロウ+B1↓での影うち⇒無振り(H201)ゼルネアス94.2%~
※非ダイマックス時にダイホロウを受けた後にダイマックス状態で影うちを受けた場合

結論

ギラティナは強い。

 

【個体紹介】

ここからは構築の各個体を紹介します。

ギラティナ(オリジン)

giratina-origin.gif

特性:浮遊
性格:意地っ張り
努力値:H108-A252-B4-x-D52-S92
実数値:H239-A189-B121-x-D127-S122
持ち物:はっきんだま
技構成:シャドーダイブ / 逆鱗 / 影うち / 電磁波

<調整>
A:特化
HD:C1↑黒バドレックスのダイホロウ、C特化珠イベルタルのダイアークを確定耐え、C202カイオーガの冷凍ビーム乱数2耐え(67.6%)
S:H4振りサンダー(物理受けサンダー)抜き

<Comment>
構築の主軸にして相棒。
火力と黒バドレックス・イベルタルに対し1撃で倒されない耐久ラインを維持しつつ、物理受けサンダー(ついでに物理受けホウオウ)の上からダイホロウを叩き込むためのSを両立する調整となっています。
HA振りではSが、AS振りでは耐久が足らなくなる場面があるので、この調整がベストである自信があります。

技構成として、逆鱗影うちに加え、ゴースト技のメインウェポンとしてシャドーダイブを、ダイウォール媒体として電磁波を採用しました。
ギラティナの強みである影うち・ダイドラグーンの媒体となる逆鱗は確定です。
特に影うちはこの構築が一見弱そうな黒バドレックスに対して強く、何らかの方法でHPを半分削ってしまえば、どのような型であれダイマックスした状態でも黒バドレックスを1撃で倒すことができます。
(対黒バドに限ればザシアンの巨獣斬と同等の火力と想像してください)
シャドーダイブポルターガイストとの選択になるかと思いますが、ダイホロウの際はどちらも威力140となること、ポルターガイストの命中率が90%であることからシャドーダイブを選びました。
確かに、シャドーダイブは1ターン目に空を飛ぶ等と同様影に隠れ2ターン目に攻撃と2ターンかかる技ではありますが、相手のダイマックスを消費できたり、欠伸をくらった状態でうつことで眠り状態の1ターンを影にいる間に消費できたりと、メリットも多くある技であると思います。
ギラティナはその動かし方ゆえにダイウォール媒体となる変化技は必須となります。
具体的には、ダイマックス2ターンを使い相手を倒した後ダイウォールを挟むことで影うちによる削りを最後に入れたり、ダイウォール⇒ダイホロウ⇒ダイウォール⇒影うちで相手を倒す等が可能になります。
他候補として鬼火やみちづれ等もありますが、相手のダイマックスエースのダイジェットに合わせて打つことで展開を阻害することができたり痺れによるワンチャンスをつかむことができる等、1番上振れ要素が強いと感じた電磁波を採用しました。
このように、ギラティナの技構成は、シャドーダイブ or ポルターガイスト / 逆鱗 / 影うち / 変化技」で確定です。
よく実況者がエナジーボール入りのフルアタ型やダブルウィング媒体のダイジェット+みちづれ型を紹介していますが、あれはただのオモチャ・ネタであり、ギラティナの真価を理解している・理解しようとしているとは到底言えません。

主にダイマックスエース兼影うちによるスイーパーとして活躍してくれました。
Sを上げる手段がないため初手ダイマを選択することは苦肉の策以外ではほぼなく、耐久力を活かして相手がダイマックスを先に切った後に後発(2体目以降)でダイマックスを行うことが多かったです。
圧倒的な耐久力ゆえに相手が先にダイジェット等でSを上げ上から攻撃してきたとしても、しっかりと耐え切り返すことができます。
ガマゲロゲ等確実に有利な相手には、受け出し⇒ダイマックスと選択し、初手に出したエースバーンの襷を守りつつ相手のダイマックスエースを倒して大きなアドを獲ってくれました。

信じた分だけ活躍してくれるまさに相棒にふさわしい存在でした。
選出率2位

ザシアン

特性:不撓の剣
性格:意地っ張り
努力値:H220-A236-B4-x-D4-S44
実数値:H195-A242-B136-x-D136-S174
持ち物:くちたけん
技構成:巨獣斬 / 氷の牙 / ワイルドボルト / 電光石火

<調整>
A:できるだけ特化
HB:A197地震確定耐え
HD:C217黒バドレックスのC1↑アストラルビット確定耐え

<Comment>
ガラルの主人公その①
よくいるHAベースのザシアンです。

技構成として、必須の巨獣斬に加え、ホウオウやテッカグヤ等のザシアン受けを意識したワイルドボルト、構築単位で重いジガルデや霊獣ランドロス・物理受けサンダーへの打点として氷の牙、リーチを伸ばすための電光石火を採用しました。
ワイルドボルト+氷の牙の電気+氷の範囲は対応範囲がとても広く、特に氷の牙はあまり考慮されることがなく10%でこおり状態にする上振れ要素も備えているため活きる場面が多くありました。
よくザシアンに後投げされる物理受けサンダーに対しても、ゴツメの場合巨獣斬+氷の牙で落とすことができます。
(アッキの実であった場合は、ザシアンのHP温存を優先し、ギラティナに即引きしダイホロウ連打で落としにかかります。)
また、採用時想定はしていませんでしたが、対カバルドンに対しても氷の牙は効果的でした。
巨獣斬がタイプ一致で威力150なのに対し氷の牙が効果抜群で威力130であることから、HBカバルドンに巨獣斬+巨獣斬の場合ちょうどオボンが発動し2発受けられてしまうところを氷の牙⇒巨獣斬と選択することでギリギリオボン圏内に入れることなく倒すことができます。
この動きによりカバルドンがステロから入ってきた場合は欠伸されず倒すことができ、欠伸から入ってきた場合も後述するガマゲロゲと交代し続けることで、相手がステロを選択した隙にループから抜けつつ倒すことができました。

汎用的な削り役として、ほぼ100%選出していました。
対ザシアン・黒バドレックスに対しても、対面勝つ必要はなくギラティナの影うち圏内にさせ入れてくれればよいので、雑に選出し雑にガンガン相手を削ってもらいました。
相手のザシアン受けさえ突破してしまえばそのままスイープすることもあり、まさに最強でした。

選出率1位

エースバーン

     

特性:リベロ
性格:意地っ張り
努力値:x-A252-x-x-D4-S252
実数値:H155-A184-B95-x-D96-S171
持ち物:気合の襷
技構成:火炎ボール / 飛び膝蹴り / 挑発 / 不意打ち

<調整>
AS:ぶっぱ
D:ダウンロード調整

<Comment>
ガラルの主人公その②
対面選出の1柱として襷を持たせ、火力を求め性格は意地っ張りとしました。

技構成として、火炎ボール・飛び膝蹴り・不意打ちの襷エースバーン基本セットに加え、高いSを活かして相手の展開を阻害する挑発を採用しました。

対面的な基本選出の1体として、全体的に相手に刺さっている場合や挑発により相手の展開を阻止したい場合は初手に、それ以外でも裏に選出しました。
相手の不意打ち読み・挑発読みを前提として動くことが多く、ラスト1対1対面で出すならともかく初手で繰り出す場合は常に相手の選択・裏を読みつつ技を選択する必要がありました。
例えば、HP1の状態で相手の削れた黒バドレックスに火炎ボール、初手ラグラージに挑発ではなく飛び膝蹴りから入る等々、、、

選出率3位

サンダー

https://projectpokemon.org/images/normal-sprite/zapdos.gif

特性:静電気
性格:控え目
努力値:x-x-B4-C252-x-S252
実数値:H165-x-B106-C194-D110-S152
持ち物:命の珠
技構成:放電 / 暴風 / 身代わり / 羽休め

<調整>
CSぶっぱ

<Comment>
ガラルの主人公その③

イベルタルに正面から打ち勝つため命の珠を持たせて採用しました。
性格は臆病か控え目かで迷いましたが、環境のイベルタルは意地っ張りか控え目しかいないだろうと考え、控え目としました。

技構成として、暴風は確定で140ダイジェット+130ダイサンダーでダイマックスイベルタル・H振りザシアンはどちらも倒すことができ、非ダイマ時に30%の麻痺を期待して放電を、熱風は特に必要性を感じなかったので欠伸展開や相手の交代に刺さる身代わり+羽休めを採用しました。

相手の禁止伝説2体の組み合わせ的にギラティナを選出できない場合(ザシアン+イベルタルやムゲンダイナ+イベルタル)に、代わりのダイマックスエースとして選出しました。
選出率は最も低い(2割未満)ですが、選出した試合は役割の期待通り活躍してくれました。

選出率6位

ヒートロトム

rotom-heat.gif

特性:浮遊
性格:図太い
努力値:H252-x-B252-x-D4-x
実数値:H157-x-B174-C125-D127-S106
持ち物:食べ残し
技構成:ボルトチェンジ / 放電 / オーバーヒート / 悪巧み

<調整>
HB:特化

(参考)
242ザシアンのA2↑巨獣斬⇒HB特化ヒートロトム24.8%~29.2%(食べ残し込み確定5発)
A182ホウオウの聖なる炎⇒HB特化ヒートロトム19.1%~22.9%
A209日食ネクロズマメテオドライブ⇒HB特化ヒートロトム10.1%~12.7%

<Comment>
ザシアンが対面時に不利をとるホウオウや日食ネクロズマメタモンによりコピーされたザシアンに対する引き先として採用しました。

持ち物は受け出した後に毎回少しでも回復できるよう食べ残しを採用しました、これにより物理受けホウオウや物理受け日食ネクロズマに対しては回復含めほぼ無傷で対面させることができます。

技構成としては、放電・オーバーヒートに加え、相手の交代際に対面操作をするためのボルトチェンジ、有利対面で積むための悪巧みを採用しました。
ボルトチェンジはコピーザシアンに受け出した後相手の交代に合わせて選択することで、ザシアンを再度安全に着地できたり(特に対イベルダイナメタモン、詳細は後述)等読みを合わせることで強く使うことができました。
悪巧みは積むことでロトムダイマックスエースとしても運用できるようになり、電気技読みで交代してきた霊獣ランドロスを次ターンにダイバーンで焼却したりと、こちらもとても強かったです。

構築の足りなかったところを優秀なタイプ・耐久力を活かし、ぴったりと埋めてくれた裏MVPともいうべきポケモンでした。

選出率4位

ガマゲロゲ

seismitoad.gif

特性:貯水
性格:意地っ張り
努力値:H132-A236-B132-x-D4-S4
実数値:H197-A159-B112-x-D96-S95
持ち物:拘り鉢巻き
技構成:アクアブレイク / 地震 / パワーウィップ / 冷凍パンチ

<調整>
HB:A特化ザシアンのA1↑じゃれつく確定耐え

<Comment>
ザシアン+カイオーガ構築に更に強く出るため貯水かつ拘り鉢巻きを持たせて採用しました。

技構成としては、タイプ一致のアクアブレイク地震に加え、カイオーガや水地面タイプ勢に対する草技のパワーウィップ、余った枠に霊獣ランドロス等を考えて冷凍パンチを採用しました。(冷凍パンチはほぼ使わなかったので、ダイウォール媒体かつ色々と便利などくどくやステロの方がよかったかもしれません)

主にカイオーガ入りの構築に対して、初手にザシアン・カイオーガ対面ができてしまった際の貯水による水技無効の引き先として選出しました。
カイオーガに受け出した後は、交代を読んで地震パワーウィップではなくアクアブレイクをよく選択し、相手の交代先を雨+鉢巻きの火力で押し流してくれました。

もともとはカイオーガに対してギラティナが有利であったためガマゲロゲを採用する必要はないと思っていました。
しかし、相手の初手カイオーガを考えるとこちらは初手にギラティナを出す必要があるのに対し、相手がザシアンを初手に選出した場合、ギラティナザシアンという困った対面が頻発することに気づきました。(ザシアンに対しての明確な引き先がおらず、ザシアンを対面的に倒すためにはギラティナダイマックスを使うというとても弱い動きを選択する必要がある)
この問題への対応策として、カイオーガ受けとしてのガマゲロゲを採用し、カイオーガ入りの構築にもザシアンを初手で投げ、カイオーガと初手対面した際にはガマゲロゲに引くという動きを用意することとしました。
採用後は、カイオーガ入り構築に対してほぼ無敗の勝率となり、期待以上の働きをしてくれました。

採用率5位

【選出】

基本選出

● 対面選出
ザシアンギラティナ(or サンダー)+エースバーン

初手はザシアンまたはエースバーンの全体的に刺さりの良い方、後ろにダイマックスエースとしてギラティナが控える布陣です。
ギラティナがどうしても選出できない場合は、代役としてサンダーを選出します。
全員が先制技を持っているので、最悪その圏内にいれることを目指します。
例)両者のザシアンが対面した場合、裏のギラティナの影うち圏内に入るようとにかく巨獣斬で削りを入れる

● 最低限の受けを用意する場合
ザシアン+ギラティナ(or サンダー)+ヒートロトム or ガマゲロゲ

初手にザシアンを出し、不利な相手と対面した際の引き先としてヒートロトムまたはガマゲロゲを、そしてギラティナが最後の砦として控えます。

具体的な選出

相手の禁止伝説ポケモンの組み合わせごとの選出を紹介します。
※具体的な立ち回りについては直接ご質問ください。

● vsザシアン+黒バドレックス:微有利
エースバーン(初手)+ザシアン+ギラティナ

一見不利なように見えますが、「影うち」の存在によりこちらが少し有利です。
初手にはザシアン・黒バドレックス両方にある程度有利なエースバーンを選出します。
大体の場合、相手はどう見ても通っているように見える黒バドレックスを選出してきました。
立ち回りは基本選出に書いたものとほぼ同じで、対面的に目の前の相手を2体目、3体目の技圏内に入れることを意識していました。

● vsザシアンカイオーガ:有利
ザシアン(初手)+ギラティナガマゲロゲ

初手はとにかく相手を削ることを目的にザシアンを選出します。
相手が初手カイオーガであった場合はガマゲロゲに交代し、水技を無効にしてから試合の主導権をこちらが握っていきます。
たいていの場合、相手のザシアンをギラティナの影うち圏内に入れることができればザシアン・カイオーガどちらもギラティナで倒すことができます。

● vsザシアンイベルタル:不利
ザシアン(初手)+サンダー+@1

ギラティナを選出できない場合が多いので不利と言わざるを得ません。
相手の初手イベルタルに後出しできるポケモンがいないので初手はザシアン確定となります。

● vsザシアン+ホウオウ:有利
ザシアン(初手)+ギラティナヒートロトム

初手にザシアンと相手のホウオウが対面した場合は、即ヒートロトムに交代し悪巧みが積めればそのままロトムダイマさせることもありました。

● vsザシアン+ルギア:微有利
エースバーン(初手)+ザシアン+ギラティナ

ルギアの型により立ち回りが大きく変わってきますが、いずれにせよギラティナが強く出ることができます。
ルギアが電磁波撒きの場合を考えて挑発持ちのエースバーンを初手とすることが多かったです。

● vsザシアンディアルガ:微不利
エースバーン(初手)+ザシアン+ギラティナ

ディアルガの初手ダイマを考慮して襷エースバーンから出し、飛び膝蹴り2発と巨獣斬で処理することを目指します。
強い相手はディアルガダイマックスを後ろに取っておくのでその場合、ダイマックスされた後全てまくられることもありました。

● vs黒バドレックス+ホウオウ:微有利
ザシアン(初手)+ギラティナヒートロトム

初手にザシアンと相手のホウオウが対面した場合は、即ヒートロトムに交代します。
その後、悪巧みの隙に黒バドレックスに交代されると厳しいので、悪巧みよりボルトチェンジを優先します。
黒バドレックスをギラティナの影うち圏内に入れる、またはC1↑させないように立ち回りギラティナとのダイマックスの切り合いで倒すことを目指します。

● vs黒バドレックス+日食ネクロズマ:微不利
ザシアン(初手)+ギラティナヒートロトム

相手の日食ネクロズマにはヒートロトム後投げで対応し、禁止伝説のどちらにもゴースト技が一貫するためギラティナダイマックスを使います。
ただし、日食ネクロズマダイマックスを使って倒さざるをえなかった場合、その後黒バドレックスに全て貫かれるケースが多いです。

● vs黒バドレックス+ゼルネアス:不利
ザシアン(初手)+エースバーン+@1

ザシアンが倒されるとゼルネアスが止まりません。
当たらないことで対策とします。

● イベルタル+日食ネクロズマ:微有利
ザシアン(初手)+ギラティナヒートロトム

イベルタル初手を考えてこちらの初手はザシアンで確定。
日食ネクロズマと初手で対面した場合はヒートロトムに交代。
イベルタルからの交代で対面した場合は回復技のタイミングでギラティナに交代し、イベルタル交代まで考えて電磁波を選択し相手の足を積極的に奪いにいきます。
日食ネクロズマヒートロトム対面で悪巧みが積めた場合は、ロトムダイマックスを使うこともあります。

● イベルタル+ムゲンダイナ(+メタモン):微不利
ザシアン(初手)+サンダー+ヒートロトム

相手の初手イベルタル・ムゲンダイナの両方に対応できるザシアン初手で確定です。
相手のメタモンによるコピーザシアンにはヒートロトムを後投げします。こちらのザシアンの技構成的にヒートロトムに打点がないので有利対面をつくることができます。
その後は、メタモンが交代していくのに合わせてボルトチェンジを選択し、再びザシアンを安全に着地させることができます。
問題はムゲンダイナの型で、ザシアンより速くコスパや壁を貼る型の場合は厳しい戦いとなります。
(この型の場合はサンダーよりダイドラグーンでごり押せるギラティナの方を選出するべきですが、、、)

● ムゲンダイナ+ホウオウ:微不利
ザシアン(初手)+ギラティナ+サンダー

ムゲンダイナ+ホウオウの受けループ的な相手にはギラティナが一貫している場合が多く、ギラティナでほころびを作りザシアンからサンダーのどちらかを通すことを目指します。

● カイオーガグラードン:有利
ザシアン(初手)+ギラティナガマゲロゲ

ギラティナカイオーガグラードンの両方に強いので、とにかくギラティナを通すことを目指します。
初手は対応範囲と削り性能からザシアン確定で、カイオーガと初手で対面した際の引き先にガマゲロゲを控えさえます。

● 日食ネクロズマキュレム:有利
エースバーン(初手)+ザシアン+ギラティナ

日食ネクロズマキュレムの両方に強いエースバーンから入ります。
構築単位で有利なことが多いので、対面的にごり押すことで勝つことができます。
ただし、日食ネクロズマの竜舞だけはケアする必要がありエースバーンで火炎ボールより挑発を優先するケースもあります。

重いポケモン

・ ゼクロム
・ レシラム

・ 霊獣ランドロストリトドン
・ 相手のヒートロトム     等々、、、

【結果】

【最後に】

改めて、S33お疲れさまでした。
ずっと信じて使ってきたギラティナザシアン構築で目標を達成できて嬉しいです。
S34からのルールは今のところあまりモチベーションがないので、しっかりランクマッチに取り組むのはS33で最後とし、第9世代が始まるまではのんびり楽しもうと思います。
最後にいい思い出ができてよかったです。

ここまで稚拙で冗長な文章を読んでいただきありがとうございました。

感想や質問等はTwitterのDM等で受け付けておりますのでよろしくお願いします。

それでは、これからも良いポケモンライフを!

ありがとうギラティナ!ありがとう剣盾!

【S13使用構築】メタグロス・アーゴヨン展開 ~Deadly Dragon wave~【最終742位】

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皆様、あけましておめでとうございます。
しろ(@siro_eikan)と申します。

 

S13お疲れ様でした!

今回目標であった最終3桁を達成することができたので、記念に構築記事を書きたいと思います。
良ければ読んで頂けると嬉しいです。 

 

 

【順位記録】

TN:アリス

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【使用構築】

■ コンセプト

 起点作成 ⇒ アーゴヨンのビーストブースト発動により全抜きを目指す。

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【構築経緯】

1. コンセプトの通り、エースとしてアーゴヨンを据えるところからスタート。

2. 起点作成担当としてステロしっぽトリックメタグロスを採用。

3. 詰め役として最も汎用性の高いと思っているアッキミミッキュを採用。

4. アーゴヨンの苦手な相手への対抗策・選出抑制役としてエースバーンを採用。

5. メタグロスによる起点作成が相手の初手ダイマックスにより行えなかった場合の誤魔化し兼第二の詰め役として、マルスカイリューを採用。

6. 相手の初手ラグラージによる起点作成及びてんねん勢によるアーゴヨンのビーストブースト無効化に対抗するため、それらに有利をとれるカミツルギを採用。

【個体紹介】

メタグロス@こうこうのしっぽ

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・性格:わんぱく

・特性:クリアボディ

・実数値:187(252)-155-182(124↑)-×-127(132)-90

・技構成:バレットパンチ、じばく、トリック、ステルスロック

・調整意図
HB:A168エースバーンの珠かえんボールを高乱数耐え、非鉢巻悪ラオスのあんこくきょうだ確定耐え
HD:C特化サンダーの珠ダイサンダー確定耐え

起点作成担当

選出率2位

絶対エースであるアーゴヨンにつなぐ起点作成役として以下の要素が必要であると考えました。
ステルスロックを覚える
②相手のSを下げることができる
③相手をある程度削りつつ自主退場が可能

これらの要素を備えつつ相手に起点作成役として認識されづらいポケモンとして、
メタグロスを考案しました。

基本的な動きは、しっぽトリック及びステロ(相手によって順序変更)⇒じばくによる退場です。

上記の動きがきっちり決まった時は基本的にそのままイージーウィンを拾うことができていました。

相手はメタグロスを見たときまず弱点保険を警戒するので、想定通りにうまくいくことが多々ありました。

ただ、弱点のダイマックス技を受けるとさすがに落とされてしまうので、打たれるか見分ける嗅覚が必要でした。

カイリュー@あつぞこブーツ

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・性格:いじっぱり

・特性:マルチスケイル

・実数値:197(244)-170(4↑)-120(36)-×-121(4)-128(220)

・技構成:ダブルウィング、ほのおのパンチ、りゅうのまい、はねやすめ

・調整意図
ダウンロード意識のB<D
HB:マルチスケイル込みでA252ミミッキュのじゃれつく×2+かげうち確定耐え

誤魔化し兼詰め役(要検討枠その1)

選出率5位

はねやすめで耐久しつつ隙を見て龍舞を積むことができるので、対面性能がとても高かったです。

ステロでマルスケを滅されないように厚底ブールを履かせ、ナットレイ意識でサブウェポンとしてほのおのパンチを採用しました。

ラス一の詰め役、またはメタグロスが一撃落とされてしまった場合のターン稼ぎ役として最後の砦となってくれました。

カミツルギ@きあいのタスキ

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・性格:ようき

・特性:ビーストブースト

・実数値:134-233(252)-152(4)-×-51-177(252↑)

・技構成:リーフブレードせいなるつるぎギガインパクトつるぎのまい

・調整意図

ASぶっぱ

要検討枠その2

選出率6位

初手メタグロス×ラグラージ対面の際、相手のラグラージがしめりけの場合プランが崩壊することに気づき急遽投入しました。

不利な相手と対面してしまったとき1発は耐えられるよう消去法ですがタスキを持たせました。

一応こちらの積みを無効にしてしまうてんねん持ち(特にヌオー)の選出抑制の狙いもあります。

ミミッキュ@アッキのみ

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・性格:いじっぱり

・特性:ばけのかわ

・実数値:143(100)-147(188↑)-115(116)-×-126(4)-129(100)

・技構成:ゴーストダイブ、かげうち、じゃれつく、つるぎのまい

・調整意図

H:皮ダメージ調整

S:60振りサンダー抜き

ラス一の詰め役

選出率3位

基本的なアッキミミッキュより少しだけ早くした型

汎用性の塊で、こまったら選出してきっちり仕事をこなしてもらいました。

ドレインパンチではなくゴーストダイブなのは相手のダイマ枯らし狙いです。

アーゴヨン@いのちのたま

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・性格:ひかえめ

・特性:ビーストブースト

・実数値:148-×-93-196(252↑)-94(4)-173(252)

・技構成:りゅうせいぐんヘドロウェーブだいもんじエアスラッシュ

・調整意図

ビーストブーストによりCが上昇するよう性格は控えめのCSぶっぱ

選出率1位

絶対的エースでほとんどの試合に選出しました。

臆病でなく控えめとした理由は以下の3つです。

①火力アップにより確一がとれる範囲が広い

②ダイジェットにより任意のタイミングでS上昇が可能

③相手の構築的にS上昇が必要のない場合、最大2段階のC上昇が可能

 

・苦手なポケモン

エースバーン、ドラパルト、フェローチェ等Sで負けているポケモン

:先にS1段階上昇していれば対処可能

ウツロイド:対面は無理、C1段階上昇していれば対処可能

バンギラス:対面は無理、C1段階上昇していればダイドラグーンでAを下げつつ打ち合い可能

ドリュウズ:対面からダイマを切り合うと負け、C1段階上昇していて相手がチョッキでなければ勝機あり

ヒードラン:無理

ミミッキュ:皮あり状態は無理

 

・与確定1発ライン

H252振りサンダー(ダイマ):ステロ+C1上昇ダイドラグーンで確定1発

エースバーン(ダイマ):C1上昇ダイドラグーンで確定1発

H252振りランドロスダイマ):ステロ+C1上昇ダイドラグーンで確定1発

ウーラオス:ダイジェットで確定1発

HBカバルドン:ダイドラグーンで確定1発

カイリューマルスケ込み):C1上昇ダイドラグーンで確定1発

ドリュウズダイマ):ステロ+ダイジェット(受け出し)+ダイバーンで確定1発

またはステロ+C1上昇ダイバーンで確定1発

ブリザポス(ダイマ):ステロ+C1上昇ダイバーンで確定1発

ブリザポス(チョッキ+ダイマ):ステロ+C2上昇ダイバーンまたはステロ+晴れ+C1上昇ダイバーンで確定1発

HBクレセリア:ステロ+C1上昇ダイドラグーンで確定1発

HBドヒドイデ:ステロ+りゅうせいぐんで確定乱数1発

etc...

 

■ エースバーン@とつげきチョッキ

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・性格:ようき

・特性:リベロ

・実数値:155-168(252)-95-×-96(4)-188(252↑)

・技構成:かえんボール、とびひざげりアイアンヘッド、ダストシュート

・調整意図

要検討枠その3 

選出率4位

ASぶっぱ、ダウンロード意識のB<D

カプ・レヒレウツロイドに強く出るためのチョッキ装備及びダストシュート、アイアンヘッド

【選出パターン・立ち回り】

基本選出は、メタグロスアーゴヨンミミッキュ

相手の構築を見てミミッキュカイリュー/エースバーン

相手にラグラージ・ヌオーがいる場合、カミツルギメタグロスアーゴヨン

 

基本的な立ち回りは

メタグロスで起点作成

アーゴヨンで倒せるだけ倒す

③撃ち漏らしをミミッキュで掃除

 

【最後に】

今回念願である最終3桁(最終レート1900)を達成することができました。

今後も連続最終3桁および最終レート2000を目指して精進していきたいと思います。

それではここまでお読みくださりありがとうございました。

相棒のサーナイトへ愛をこめて。

 

 

 

 

シーズン11使用構築 〜サーナイトと共に〜

皆様、はじめまして。

しろ(@siro_eikan)と申します。

サーナイトと共に細々とランクマッチに潜っています。

 

今回冠の雪原配信開始により環境が激変することからガラッと構築を変更する必要があり、供養のためにも筆を取らせて頂きました。

良ければ読んで頂けると嬉しいです。

 

【使用構築】

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【構築経緯】

嫁枠のサーナイトは確定。

前期戦う中で壁+弱点保険が雑に強いのではないかと感じ、まず壁貼り要因としてアローラキュウコンを採用。

メジャーな弱点の多さ及びダイマックス後の相手のタスキ枠も処理を考慮して水ウーラオスを採用。

次にタスキ枠ですが、相手の意表をつけウーラオス・パッチラゴン・アシレーヌ等にタスキ込みで対面からほぼ確実に勝てる点からマリルリに決定。

壁+弱点保険展開の欠点としてどうしても相手からの攻撃を受ける必要があり、受け寄りの構築に弱かったので剣舞+ラム型のホルードを採用。

最後の一枠は最後の3日まで定まらず、珠持ち特殊アタッカーとしてリザードンウインディを入れていましたが選出機会もほぼありませんでした。
最終的にモジャハピの並びやガラルサニーゴ等の受け構築をまだ苦手としていたので、すべてを粉砕するはらだいこ型リザードンで構築を最終化しました。

努力値調整・技構成は都度変更し調整しており、ここではS11終了時の型を紹介しています。

 

【個体紹介】

 サーナイトとつげきチョッキ

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・性格:ひかえめ

・特性:トレース

・実数値:175(252)-×-85-194(252)-135-101(4)

・技構成:ムーンフォースサイコショック、マジカルフレイム、10まんボルト

・調整意図
特殊方面への耐久性+火力を両立するためHCにぶっぱ、余りをSへ

 

嫁枠
高いD+とつげきチョッキにより相手の特殊アタッカーとの殴り合いをほぼ制することができます。ダイマックスを切ればサンパワーリザードンてきおうりょくポリゴンZも対面撃破可能です。
エスパー技をサイコショックとすることで相手のアシレーヌニンフィアハピナスにも予想外のダメージをいれることができ、安易な受けを許しません。
マジカルフレイムはナットレイ、10まんボルトはアーマーガア意識です。
また、トレースにより相手の有用特性をコピーできるので天然ピクシーにも詰まされない点は非常に評価できます。
基本的にスカーフ前提の動きをされるので、予想外の耐久で相手を返り討ちにすることも多々ありました。
そして何よりとにかくかわいい。
選出率4位

 

 アローラキュウコン@ひかりのねんど

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・性格:おくびょう

・特性:ゆきふらし

・実数値:149(4)-×-112(132)-123(172)-121(4)-169(196)

・技構成:オーロラベール、ふぶき、ムーンフォースぜったいれいど

・調整意図
HB:いじっぱりウーラオスのすいりゅうれんだ・インファを確定耐え
C:無振り連撃ウーラオスムーンフォース+あられダメで14/16乱数1発
S:最速100族+2

 

壁貼り要員
相手の構築を見て初手オーロラベールが決まりそうな場合はほぼ必ず1体目に、上を取られる相手(ゲンガーやスカーフダルマ等)がいた場合は慎重に選出しました。
ウーラオス対面で確実に壁を貼れるようある程度耐久に振っています。
火力は微妙ですが素早さを活かしてスイーパーもある程度こなせるので選出が腐りにくいポケモンであるとは思います。
ベールを枯らそうとする相手には零度で分からせていました。
選出率2位

 

マリルリきあいのタスキ

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・性格:いじっぱり

・特性:ちからもち

・実数値:175-112(252)-100-×-101(4)-102(252)

・技構成:アクアブレイク、じゃれつく、かわらわりアクアジェット

・調整意図
ASぶっぱの余りをポリゴンZのダウンロード意識でDへ

 

タスキ枠
連撃ウーラオスホルードがいる中でタスキが考慮されることはないので、価値を確信した相手を地獄に何回も笑顔で叩き落していました。
ウーラオスのダイストリーム後の雨下での水技火力アップとも相性がよくスイーパーとして大活躍してくれました。
HAではなくASぶっぱとしたことがこの構築での最大のファインプレーであると自負しています。
無振り80族まで抜くことができるので、上から殴れる相手が格段に増えたことによる勝利を何回ももたらしてくれました。
選出率3位

 

 リザードン@オボンのみ(キョダイマックス個体)

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・性格:ようき

・特性:もうか

・実数値:158(36)-132(220)-98-×-105-167(252)

・技構成:フレアドライブダブルウィング、じしん、はらだいこ

・調整意図
H:Aと調整しつつはらだいこ使用時オボンが発動するよう偶数
A:はらだいこ使用後ダイジェットでB特化ドヒドイデ・ガラルサニーゴを確定1発
S:最速

 

破壊神
もともとはいのちのたまを持たせた特殊ダイマアタッカーとして運用していました。
しかし、相手の特殊受けを見て選出できないことが多かったので思い切ってはらだいこ+オボン型へと変更しました。
この構築の並びを見たときにはらだいこリザードンは考慮されないので、相手がハピナスなどの特殊受けに交換したり悠長に壁貼り等で居座った隙にぽんぽこして破壊の限りを尽くしていました。
結局選出機会自体はあまりありませんでしたが、刺さるときは相手から見えない勝ち筋を創出できとても頼りになりました。
選出率6位

 

 連撃ウーラオス@弱点保険

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・性格:いじっぱり

・特性:ふかしのこぶし

・実数値:187(172)-182(124)-120-×-80-144(212)

・技構成:すいりゅうれんだ、インファイト、アクロバット、あなをほる

・調整意図
H:余り
A:ようきAぶっぱと同値
S:最速ホルード抜き

 

メインアタッカー
壁下弱点保険発動からの全抜きだけではなく初手ダイマックスによる荒らしも可能で、適宜柔軟に選出していました。
ダイジェットもとはつばめがえしではなく弱点保険発動後の威力アップを考えてアクロバットを採用しました。
残りの1枠は、特防アップによりアシレーヌとの有利不利を逆転させることができ、弱保発動後ダイマパッチラゴンを確定で落とせる打点としてダイアースとなるあなをほるを採用しました。
対戦相手の順位が上がるに連れて弱保をケアする動きが増えましたが、ダイナックル・ダイストリームによる相手に依存しない火力アップも期待できるので非常に強力でした。
選出率1位

 

 ホルード@ラムのみ

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・性格:ようき

・特性:ちからもち

・実数値:161(4)-108(252)-97-×-97-143(252)

・技構成:じしん、ほのおのパンチ、とびはねる、つるぎのまい

・調整意図
ASぶっぱ余りH

 

対状態異常撒き及び受け
相手にゲンガーがいた場合、必ず初手で出してダイジェット+αで処理していました。
こちらにアローラキュウコンがいる関係上非常に初手ゲンガーを呼ぶので(こごかぜ型以外は)動きが刺さることが多かったです。
また、ダイマックスをすでに切っていたあとでも受けよりの相手に対してつるぎのまいを積むことで強引な突破が可能でとても頼りになりました。
選出率5位

 

【選出パターン】

 ・基本選出

アローラキュウコン+連撃ウーラオスマリルリ

・相手にゲンガーがいた場合

ホルードマリルリ/サーナイト/連撃ウーラオスから2体

・相手に特殊アタッカー多め

サーナイトアローラキュウコン+連撃ウーラオス

・対受け構築

リザードンホルードサーナイト

 

【最終成績】

 TN:アリス
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【最後に】

目標である最終3桁は達成できませんでした。
構築が完全に定まっていからの勝率はよかったので、迷走期に暴落しなければ、最終日あと2,3時間あればと思ってしまいます。
しかし、最終日全力で戦い続けたのはとても楽しかったので冠環境も自分なりに頑張ります!


以上、初めての記事でわかりづらかったかもしれませんが、ここまでお読み頂きありがとうございました!

今月からもサーナイトと新たに解禁された昔からの相棒であるライコウとともに戦い続けようと思います!